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メルセデス・ベンツの定期点検は1年または15,000km毎にメンテナンスAとBが交互に入ります。
メンテナンスAはオイル交換とワイパーブレード交換程度の軽度の整備、Bは更にエアコンフィルター交換やブレーキオイル交換、舵取り装置やブレーキ点検などの少し詳しい点検が入ります。
正規ディーラーできちんと点検する場合の話です。
もしメンテナンスBで自分でオイル交換だけやってインジケータをリセットしてしまうと、その他の点検が行われずに次のAに行ってしまう訳ですね。
ですから理想を言えば、メンテナンスAもBも正規の工場で点検した方が本当は良い訳です。
でも現実には年間15,000kmも走らないという場合も多いですし、ブレーキパッドなどは寿命が来れば警告表示が出る訳ですから、全ての定期整備を正規ディーラーに任せる事もないでしょう。
また、今回メンテナンスAの案内が日数で出たと言うことは、前回インジケータをリセットしたのは去年の今頃と言うことになります。
そしてその後3ヶ月で受けた車検の際にリセットしていないと言うことは、車検は整備なしに検査だけで済ませている可能性もあるでしょう。
正規ディーラーか、まともな整備工場で整備していたのであれば、取説ケースに入っている整備手帳に履歴が残してあるはずですが、それがないのだとすると、前所有者はもしかするといい加減な維持を続けていたのかも知れませんから、今回オイル交換を行った後にこの際一度、正規ディーラーで現状を調べてもらうのは意味があることだと思います。
いきなり整備してもらうのではなく、現状をDASなどの診断機などで調べてもらって(おそらく有料/数千円)、やった方が良い整備内容の見積もりを出してもらうのです。
いっぱい項目が並ぶかも知れませんが、その後の対処については見積もり内容など提示していただいて、またこの掲示板で相談して下さい。
なお、インジケータが日本語で表示されたと言うことは並行輸入車ではなくて正規輸入車ですから、リアウィンドーに黄色のヤナセか青いシュテルンのワッペンが貼ってあるはずです。
そのワッペンが貼ってある方のディーラーに行けば、少なくとも新車から3年間の履歴は分かります。
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