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こんにちわ。
>ATFを交換すると洗浄力が強いため、古いATFで落ちなかったスラッジがはがれ落ち、細いオイルラインをつまらせることがあると聞いているからです。
これは機械式のATについて言われていることが広まっているようですが、電子制御ATでは通常はスラッジは出ません。
スラッジは機械式の場合はすべりに関してはブレーキバンドが引っ張られているかを確認するスイッチ1個です。
そのため滑った場合ドライバーが気付いて運転をやめないとそこが摩擦でこげて硬化してそれが剥がれでオイルパンなどに沈殿するからです。
また滑るとATFの温度も上昇して性能が劣化します。
電子制御式はイン、アウトの回転数を常に監視して変速比の演算値から外れるとすべりと判断した場合油圧を上げて対応したりし、駄目な場合は非常モードでギアを固定して、ATの損傷を教えてくれますしそうなればドライバーも修理工場にすぐに行くからです。
ATFが無交換を推奨しているのは電子制御の場合ATFが痛む状態(120度以上)にならないようにしていますので、ただATFの量に関しては入れすぎると壊れることが多いです。
量の測定も診断機で温度を測定し80度(ATFの温度で水温ではありません)のときにあわせます。
ですから設備がないところではやらない意味でレベルゲージもなくなりました。
ただ私も電子制御ATに乗っていますが、やはり交換はします。気分の問題ですが、やはり自分の大事な車ですからATFの状態を見る意味でもオイルパンを開けるのはいい事と思います。(私は診断機も持ってますし、ATOHは自分でできますので)
電子制御ATでもシフト
を頻繁に動かす方やキックダウンさせる方はマルチディスクの粉がオイルパンにたまっているのは良く見ます。私はそういう行為をしませんので6万kmでもオイルパンはキレイです。
電子制御ATの弱点は色々な情報を演算している関係でセンサー類の誤信号があるとスムースに作動できなくなり事ですね。
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